いつも色々と教えていただき、ありがとうございます。大変、勉強になります。小さな事なのですが、気になっていることがあって、焙煎直後の珈琲豆の色と、２時間位たった後の色とでは変化はありますか？少しまだらだった色が均一化していき、また全体的に薄い色に変化していくように思いますが・・・・。ハイローストのときにそう思いました。
あと質問その２なのですが、１ハゼから２ハゼまでの間を２～３分とるその訳と、そのときの豆内部の変化について教えて下さい。また間ととらずに１ハゼ後すぐに２ハゼがきてしまった時との差を教えて下さい。
池永様より
お世話になります。
焙煎直後は赤みがかり、冷めますと焙煎度合いが少し浅くなります。
これはどのローストでもそうですが、ミディアムやハイローストがはっきり差が出ます。
1ハゼが終わり、２ハゼまでの時間を２分から３分取りますと、豆の表面のシワが伸び、一段と豆が膨らみ、豆の内部に空間が増えます。
この空間が多ければ、豆がカリっと柔らかく、芯まで火が通り、キレの良い香り高いコーヒーに仕上がります。１ハゼが終了してすぐ２ハゼが来ますと、シワが伸びず膨らみがなく、芯が固いキレの悪いコーヒーとなります。有り難うございました。