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焙煎機について

焙煎前にシリンダーとカバーを2分ぐらい暖める?

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いつも「声」で勉強させて頂き、時々焙煎教室にも参加させて頂いております。
少し前の浅煎りにする際の先生のお答えで、
「焙煎前にシリンダーとカバーを2分ぐらい暖めます。」とありました。焙煎教室では室温のシリンダーに生豆を入れてスタートしましたが、浅煎り以外でも可能ならばシリンダーとカバーを暖めてから焙煎したほうが良いのでしょうか?
1キロ焙煎機(プロ用?)の実演で、焙煎機につないだコンピュータの焙煎温度カーブを見せていただきましたが、そこでは暖めたシリンダーに豆を入れておられたので、安全に十分配慮できるならば、暖めたシリンダーに豆を入れるほうが焙煎的には良いのかと思いました。
また、この方法を使う場合、より熱い状態のシリンダーに豆を入れるのと、ぬるめのシリンダーに豆を入れるのでは、味に差が出るのでしょうか?

小山様より

お世話になります。

カリっとおいしく煎る場合、どの焙煎でもシリンダーやカバーを2分ぐらい暖めてから焙煎したほうが、味は良いです。特にミディアムローストなど浅い焙煎には特に有効です。しかし、熱くする分、やけどなどの事故が必ず起こりますので危険防止の為にあまり言いませんでした。最近はPL法などでいろいろな責任問題が発生してきますので、必ず付属の軍手をはめてやけどには充分注意して頂きたいと思います。
シリンダーやカバーを充分暖めますと味に対する影響がはっきり表れるのがキレです。暖めない場合と比べますとかなり違いが出ます。カバーなどからの副射熱で最初の水分抜きがスムーズに行くためです。
当然、焙煎時間も短くなりますが、問題ありません。

有り難うございました。

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