日本の役所というものは、農薬に限らず食品添加物にしても、その基準を設定する際の重点は、国民の安全ではなく、生産者、業界、それに外交関係などにあると思われます。基準の緩い生産物には、日本国内の業界への配慮があるのでしょう。コーヒーは、国内生産は無視出来るほどですし、外交関係を考慮する必要のないものですから、厳しい水準が設定されているように見えます。アーモンドの生産は、アメリカが圧倒的に高い比率を占めていますから、規制を緩くしているとしか思えません。
このようないい加減な残留農薬管理を変えることは、相当難しいでしょうね。何しろ選挙で選ぶことが出来ない役人がやっていて、国会議員が動くほど票に影響するとも思えませんからね。
Ogawa_j様より
お世話になります。
おっしゃる通り役所は国民の安全ではなく、業界や外交関係の都合で決めていると思われます。この数値の矛盾を是正すべく、コーヒー協会が動きましたが、全く、聞く耳を持たないそうです。困ったことです。
有り難う御座いました。