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焙煎について

1ハゼと2ハゼの区別が難しくなってきました

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いつも「みんなの声」を参考にさせていただいております。
さて、私はユニオン製のサンプルロースター(500gが煎れるパンチングメタルではないもの)で、焙煎しています。ダブル焙煎で、一度豆を取り出して、チャフを飛ばして冷却してから、再投入しています。火力は、最初は都市ガスのマックスの80%くらいから始めて、だんだん強火にしていき、1ハゼ後は火力を絞っています。
ところが最近、1ハゼがかなり長く続き、それが終わらないうちに2ハゼっぽい音がし始めて、1ハゼと2ハゼの区別がつかないまま、豆の色はシティローストからフルシティローストへと進み、そこで煎り止めしています。
以前は1ハゼが収まって数分してから2ハゼが始まっていたのですが、どうして区別がつかなくなったのか、原因が分かりません。何か原因があるのでしょうか?

☆アルファ☆様より

お世話になります。

焙煎のむずかしい微妙でデリケートな場面にぶつかりましたね。
原因は1つではないと思います。いくつかの原因が重ったことに
より発生しております。

  1. 生豆の水分低下によって火力が強すぎる。
  2. 夏場で気温と生豆の温度が高くなっている。
  3. 焙煎の時間帯が違う(夕方と日中でガス圧が変わる)

要するにうまくいっている時と比べて、ガス圧を下げる必要があります。
1ハゼと2ハゼの間隔がない場合は火力が強いか、生豆あるいは半生の時の豆自身の温度が高いはずです。また、夕方など一斉にガスを使う時間帯になりますと、ガス圧が下がります。この夕方の圧を基準にしますと日中の場合はガス圧を下げます。炎の大きさが同じでも微妙に変わるのが、焙煎のむずかしさです。これをなくすには、微圧計でガス圧を正確に計るか、半生豆の温度を一定にすれば、いつも同じになります。

有り難うございました。

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