手網焙煎を初め一年になりますが1ハゼより2ハゼ開始までの火力の配分について悩んでいます
みんなの声の中にも大容量のコンロの効果が
書かれてれており、早速器具を購入しその効果はよく理解できました
ワイルドさんでコンロ 9000kcal/hを炎より30cm位でで使用?とありますが、この条件だと水抜きまでの時間は別として、後の焙煎工程は相当短時間で進みますね、現在この工程で火力を上げきれないで悩んでいます
コンロは都市ガス5000kcal/h 29cmを使用、どの種類の豆でも水抜き→
(黄色→薄きつね色)になるまでを6分30秒とし、ここから一気に火力を上げ1ハゼ始まりまでを2.3分から3分で来るようにしています
Q1)第一の質問は、豆の種類にもよりましょうが、薄きつね色から1ハゼまでの時間をもっと短く、仮に1分といった短時間で仕上げてもよいものなのでしょうか
Q2)1ハゼ中の時間を約1.5分、+シワのばしに約1分をとった後 2ハゼの始まりまでを何分位で仕上げるのがベストなのでしょうか
つくも様より
お世話になります。
私の手網み焙煎は、2ハゼ開始でシワが伸び、1粒噛むとカリっと芯まで軽く砕ける煎り方です。そして、カップは豆の風味が良く、キレがあり甘みの感覚で消えて行くコーヒーです。
甘み、香り、キレ、カリっと感は弱火では出ません。
最近はシティーローストまで約10分半ぐらいで仕上げるようにしています。薄い黄色までを5分
↓
1ハゼ開始8分
↓
1ハゼ終了9分
↓
2ハゼ開始10分15秒
↓
シティーロースト10分30秒。薄い黄色まで、厚手のアルミに穴を空けて(直径5ミリ)網にかぶせています。
熱を網の中に止めるのが目的です。青い豆が白くなる段階ですごく膨らみます。
勿論、火力は全開高さ30センチです。その後アルミを取って、熱を一気に豆に当てます。高さ33センチです。アルミのワンクッションがありませんから色がどんどん付いてきますので、少し離しています。
このまま1ハゼを待ち、1ハゼ後もそのままの高さを保っていますと1分から1分半ぐらいで2ハゼが来ます。短時間で煎ることにより、味の濃いパンチの効いたコーヒーになり、その豆の最大風味を引き出せます。ただし、均一に煎り上がるのが条件です。今、使用しているコンロでどこまで強火(網の高さ)が使えるかを知るのが大切です。焙煎時間が長くなれば、当然火力が弱く、パワーのないカロリーで煎りますので芯の固い豆で味の無いコーヒーとなります。
<焙煎仕様>
網の径16センチ、コンロのバーナーの径16センチ、カロリー9,000、生豆120g、都市ガス使用有り難うございました。