１．焙煎シリンダー（焙煎カゴ）について
アウベルクラフトの手回し焙煎器は、シリンダー（焙煎カゴ）のメッシュが2.5ミリと5.0ミリとあり、両方を所持しているのですが、どちらのシリンダー（焙煎カゴ）の方が、焙煎には適しているのでしょうか？
アウベルクラフトの回答では、2.5ミリを販売していたが、顧客の中に味覚に敏感な方がいて、チャフの煙味がするので改善をされたそうです。
私も生豆を洗浄せずに両方を使用して見ましたが、5ミリの方は2.5ミリに比較し、確かにチャフはよく落ちますが、そのチャフや小さい生豆が遠赤ネットに落ちて瞬火したりします。
アマの私には双方の違いにより味覚の変化は感じませんでしたけれど、プロの見解を聞いてみたいのでメールしました。
焙煎士様より
お世話になります。
アウベルクラフトも直火式焙煎機です。
特徴は遠赤外線と四角いシリンダーにあります。
遠赤外線は豆の芯まで熱が通りやすい特性がありますが、薄皮が多く剥がれ落ちてしまう豆の場合は効果が薄れる場合があります。
チャフの多い豆や小さい豆には2,5ミリを使われると良いでしょう。大きい豆やチャフの少ない豆は5ミリがベストです。メッシュが大きい分、熱が入りやすくカリッと煎れ、甘みや香りが出やすくなります。
煎り立ては、あまり差が出ませんが、３日ぐらいで比較するとはっきり差がでます。有り難うございました。