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チャフ飛ばしについて

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先日はディスカバリーについて回答いただきましたありがとうございました。

別件で、一点ご教示ください。

WEBや書籍に書かれている焙煎プロファイルを見ていると、焙煎後4分ぐらいで1分間ダンパーを全開にして、チャフを飛ばすということをやられているのをよく見かけます。

真似してみたのですが、その1分間の温度上昇が上がってしまうだけで、最終的な香味にはあまり影響ないような気がしました。チャフを飛ばすというのは有効なプロセスなのでしょうか?

赤井様より

チャフ飛ばしは、豆が白から薄い黄色ぐらいで薄皮が剥がれ、シリンダー内に残るのを防ぐために、ダンパーを開いて強制的にチャフを飛ばして、チャフ焦げを防ぐ目的で行います。
これは、ナチュラル豆のチャフの多い生豆には使う場合があります。また、排気ファンが弱く、チャフが残りやすい焙煎機などにもチャフ飛ばしを行います。
排気ファンが強く、シリンダー内にチャフが残らない焙煎機などにはあまり使いません。
目安としてサイクロンに溜まるチャフが黄色で大きい場合は正常な排気ファンです。
サイクロンのチャフが黒く小さい場合は排気能力が弱いか、ダンパーの閉まりすぎと言えます。
しかし、排気ファンが強すぎたり、ダンパーの開き過ぎは豆の表面がすぐ乾き、表面から色づき、芯残りやエグミの原因になります。

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