焙煎機について

ダンパーと排気ファンの役割分担について

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いつも拝見させていただいております。
先日の投稿(ファンで排気操作)に関連して、ダンパーと排気ファン双方が装備されている焙煎機の場合のダンパーと排気ファンの役割分担に関してご教示ください。
先日のご回答ですと、実質排気ファンのみで調整が可能であると感じましたが、なぜナナハン焙煎機をはじめ国産の焙煎機にはダンパーが設置されているのでしょうか?
やはりそれなりにメリットがあるから設置されているのでしょうか?

INO様より

焙煎の初期は生豆を膨らませて、生豆から水分を抜く作業が必要です。
生豆から水分を抜くのに弱い火力と強い火力のどちらが豆が膨らむとお考えですか?
あくまでも均一に色ずく程度の強火のことですが、強火の方が膨らむはずです。強火を使った場合、ダンパーが開いていたり、ダンパーがない場合、生豆の表面がすぐ乾き、乾けば色が付きます。結果表面から色ずき、豆の芯が生の状態になりキレの悪いコーヒーとなります。
ダンパーを閉めると、熱がゆっくりとシリンダー内を通り抜けますので、冷たい生豆が熱を吸収しやすくなり、色があまり付かないで豆が膨らみます。ダンパーを使わない場合、インバーターを弱めても、ダンパーを閉めた時と同じ効果がありますが、インバーターを弱めた場合、チャフの排出がうまくいかず、燻り臭くなったり、チャフが燃えたりします。インバーターを強めれば、良いのですが、少しでも強過ぎるとカロリー不足になり、エグミの原因となりますので、味の再現が難しくなります。
ダンパー操作の方が再現しやすいです。1ハゼ後、火力が強過ぎると慌てて必要以上に火力を絞り、場合によっては火を消したりしたコーヒーは美味しくありません。
火力が強過ぎた場合に排気ファンのスピードを上げ、熱を排出すると吸気と排気のバランスがとれて美味しいコーヒーが出来ます。

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