いつも美味しい豆をお送りいただき、ありがとうございます。今回はタンザニアのタンジャを購入して煎ってみました。タンジャは何よりブルーマウンテン種の豆が主体ということで、欠点豆も比較的少なくとても期待しておりました。
届いた豆はやはり良質なグリーン色でとてもいい感じを受けましたが、ただ複数の品種を混ぜているようで豆の大きさが大分異なりました。とりあえず小さい豆を焦がさないように比較的弱火でシティロースト手前くらいで煎ってみて、やはりブルーマウンテン種なのか花のような穏やかな味が感じられました。
このようなスクリーンがバラバラな豆の煎り方についてマスターはどのように煎ってますか。私は出来たらフルシティくらいまで煎りたいのです。過去のみんなの声のスレでは豆の量を少し多めにした方が良いとのことですが、どうでしょうか(例 普段333gを400gで煎ってみる)。また、一ハゼ終了後温度を少し下げる(228度位だっだのを224-225度位まで少し下げる)方がよいのでしょうか。出来たらスタートから終了までまでの温度データをお知らせいただきたいと思います。
焙煎機 御社グレイダー360のような排気管のない中国製電動焙煎機(温度計付き)
焙煎歴 10年
焙煎量 333g
使用環境 自宅キッチンで
生豆を水洗い後すぐにフライパンで弱火で炒め、若干色が黄色くなって薄皮が剥がれる位まで加熱しレードルで豆の表面をこすり薄皮の大部分を剥がしてから焙煎機に入れる。
大体30度位で焙煎機に入れカセットコンロで加熱し始めの1分で120から130度程度、そこから1分ごとに12度から20度位で上昇し230度位で温度を維持し、1ハゼからは少し温度を下げ(225度から228度くらい)、2ハゼが始まってから焙煎を止めドライヤーで豆を冷やしています。
焙煎機からの総焙煎時間は17分から22分程度です。
永井 健一郎より
お世話になります。
スクリーンが揃っていない豆でも水分値が同じであればあまり気にすることはありません。
注意点は低い温度から焙煎を始め、ダンパーなどがあれば締め気味にして薄い黄色まで均一に炒ることです。
温度上昇が鈍くなったらダンパーを開いて行きます。
一ハゼまで一定の火力で大丈夫です。
一ハゼピークでは火力を絞りそこからは綺麗にシワを伸ばすことができる火力設定にすればOKです。