日頃、お手頃価格で美味しい珈琲を取り揃えていただき、ありがとうございます。
最近どうにか、それぞれの豆の旨みを少しは分かるようになってきた自分流焙煎ですが、その楽しみに水を差すようなニュースがTVで
報道されていました。“モカ・マタリ輸入禁止”との事なのです。
そこで、甚だお尋ねするのは心苦しいのですが、この７月１０日に購入したばかりの“モカ・マタリ”は該当しないのでしょうか。
全ての農作物に関して、多少の農薬使用は承知していますが、基準値を超える残留濃度のモノを、敢えて飲むことはなかろうとの思いから、ご気分を害されるやも知れないと思いつつお尋ねする次第です。
今後とも、安心して珈琲を楽しむために、是非、正確な情報をお知らせいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
小心者様より
お世話になります。
最近、テレビ等で報道されております残留農薬ですが、結論から申しますと現在、流通している商品はすべて基準値内ですので全く問題ありません。
１袋ずつすべて検査しておりますので、もし１袋でも残留農薬が検出されますとそのコンテナすべての生豆が廃棄処分されますので、一般に流通することは１００％ありませんのでご安心ください。くわしくは私のブログをご覧ください。
現在、港にエチオピア、イエメンのコーヒーが数万袋、検査待ちで止まっています。
このうち合格するのは、数％です。残り９０％以上が不合格で、廃棄処分になっておりコーヒー業界始まって以来の出来事で、日本からモカが消えようとしております。
アメリカ、ヨーロッパに出回っているエチオピアコーヒーからも当然同じように残留農薬が検出されていますが、日本ほど基準が厳しくありませんので、全く問題にはなっておりません。
２００度前後の熱を加えるコーヒーの値より、生で食べる人参やピーマンの値の方が高い設定になっている現状に問題があると思います。有り難う御座いました。