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生豆について

コーヒーの栽培についても農薬、化学肥料を利用されているかが気になっています。

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いつも良質な生豆をありがとうございます。
現在、無農薬、無化学肥料栽培の野菜を生産していることからコーヒーの栽培についても農薬、化学肥料を利用されているかが気になっています。
勿論有機JAS認定の商品であれば問題ないのですが、有機JAS認定を取得するには生産者側に経済的、人員的負担を強いられますので生産者は無農薬、無化学肥料にも関わらずあえて取得しないケースが国内でも多々ありますし、コーヒーについてもこういった話を聞いたことがあります。
実際のところはどうなのでしょうか?

普段はケニア、グァテマラ、ブラジルを購入しているのですが、特にこれらの国について利用されているのかをお教え頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。

昆布様より

お世話になります。

現在、いろいろと問題になっている残留農薬問題ですが、検出されているのが、ほとんど殺虫剤の成分です。麻袋に付いた虫の除去や蛾などの発生のために使用して出荷直前に汚染されることが多いです。
生のまま食べる野菜の場合は無農薬、無化学肥料栽培が絶対安心です。
コーヒーはチェリーの中の果肉を取り、その中のパーチメントコーヒーのそのまた中がコーヒーの種子です。世界一厳しい日本の基準値を通りそして200度前後の熱を20分前後かけますので必要以上に気にすることはないと思います。
JAS認定の場合は通常より4割前後価格が高くなりますのでJAS認定を取らない有機豆はたくさんあります。当店でもいくつかあります。
貧しい国の場合はこのケースが多く、要は化学肥料や農薬などを買うお金がないため、何もしないのです。実質有機栽培となっております。
ブラジルやガテマラなどは大農園が多く、手入れされ、有機肥料をまき、JAS認定を取っている農園がほとんどです。
また、有機コーヒーは燻蒸なども当然しませんので、生豆に蛾や小さな虫が混入している場合がありますので驚かないで頂きたいと思います。
虫が生きている生豆は安心豆の証拠です。

有り難うございました。

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