これまでティピカやブルボンといった在来種を焙煎して、カチモール種などのハイブリッド種は敬遠してきました。「ハイブリッド種はまずい」という評判も気になりますし、焙煎の進み具合が異なるのではないかという不安もあります。しかし耐病性は減農薬にもつながるので、現地の環境や生産者の健康を考えれば、いちがいに否定するのもどうかと思います。
カチモール、ルイル11、そして悪名高い?バリエダ・コロンビアなど、ハイブリッド種の香味についてはどう評価されていますか。在来種か改良種かということよりも、栽培や精製の過程の方が重要なのでしょうか。またハイブリッド種を焙煎する時の注意点があたら、ご教示願います。
マメッコ・イリスキー様より
ハイブリッド種はスタンダードコーヒー用に安いブレンドを作るメーンとして使われております。
ブルボンやティピカと比べて一番の違いはうまみです。世界共通の味覚表現UMAMI。これがハイブリッド種にはありません。
コロンビアも最近はバリエダから在来種に方向転換しており、良質の豆が入荷するようになりつつあります。
やはり消費者がおいしいと喜ぶコーヒーでなければ、コーヒー離れが進み、コーヒー業界の発展はないと私は思います。
ブルボンやティピカと比べて一番の違いはうまみです。世界共通の味覚表現UMAMI。これがハイブリッド種にはありません。
コロンビアも最近はバリエダから在来種に方向転換しており、良質の豆が入荷するようになりつつあります。
やはり消費者がおいしいと喜ぶコーヒーでなければ、コーヒー離れが進み、コーヒー業界の発展はないと私は思います。