いつもおいしい豆をいただき、お世話になり、ありがとうございます。
さて今回は、ダブル焙煎についてお教えください。
現在、300g焙煎機を使用しています。生豆250gを投入し、微圧計を使い、そしてダンパーを使えるように改造して使用しています。(時には、300g投入しています)
ダブル焙煎するときの一回目の煎り止めは、どのあたりがいいのでしょうか。そしてガス圧とダンパーはどのようにすればよいですか。使用しているガスは都市ガスです。
また、2回目の焙煎は一回目の煎り止め後、豆をどのようにしてから、焙煎を始めればよいですか。そのときのガス圧とダンパーなどは、どのように使用すればよいのでしょうか。そしてこの焙煎で行った場合、問題点が出るとすれば、どんなところでしょうか。その解決法もお教えてください。
いろいろと大変お忙しいところ申し訳ございません。
kuroko様より
お世話になります。
ダブル焙煎をするローストはミディアムかハイローストです。
浅煎りで酸味を弱くしたい場合や浅煎りではどうしても膨らまない場合にこのダブルローストを使います。
ガス圧全開、ダンパーは7割ぐらい閉め、薄い黄色で煎り止めにします。
2回目は完全に豆の芯まで冷えてから焙煎します。できれば1日置いてからが理想です。どうしてもすぐ焙煎したい場合は、冷蔵庫に入れ、冷たくしてから焙煎してください。
2回目の焙煎も強火で1ハゼまで持って行き、その後1,5ぐらいに微圧計を絞り、目指すローストで終了します。ダンパーは5割ぐらい開けてスタートし、1ハゼで全開でそのまま持って行きます。
この焙煎は香りとキレ、甘みを重視した焙煎で、ダブルローストでも抜けた味にはなりません。深煎りの場合はこの焙煎ですと鋭い苦みが出てしまいます。有り難うございました。