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焙煎機について

小型のロースターで一番よいと考えるのはやはり直火でしょうか。

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以前、ワイルド珈琲さんの焙煎教室で教えていただいた者です。
おかげさまで、最近では周りの方から評価をいただけるようになり、2つほどのお店に置いて頂けるようになりました。
 まだまだ商売とは言えるものではありませんが、それでも一回の焙煎で4キロほどの焙煎をします。焙煎は400gの手回しロースターで行っていますので一回に2時間~3時間ほどかかります。
今はとても買える状況ではありませんが、そのうちに業務用のロースターを買いたいと考えています。 そこで、お伺いしたいのですがロースターでも大きさや焙煎方式などさまざまです。小型のロースターで一番よいと考えるのはやはり直火でしょうか。
 半熱風が一番多いようですが、ワイルド珈琲さんでもいくつかのメーカーのものを扱っておいでで、それぞれ長短あるかと思います。また、5キロ釜で最低1キロぐらいから焼けるとも聞いていますが、そのへんは実際はどうでしょうか。

todo様より

お世話になります。

大手のロースターは大きな焙煎機(120kg~500kg)を使用します。長所は豆が非常に熱くなり、雑味やエグミのないキレの良いコーヒーに仕上がることです。短所は大量の豆を煎るため排気が強く、豆温度が高いために焙煎時間が短いので甘みや香り、コクが弱いのが熱風式焙煎機の特徴です。
自家焙煎コーヒーは小さい焙煎機(1kg~5kg)を使用します。味も大型焙煎機と逆で、長所は甘みが強く、コクと香りのあるコーヒーに仕上がります。短所は豆の量が少ないですから雑味がでやすく、キレの悪いコーヒーになりやすい点です。
特に直火の焙煎機は長所と短所がはっきり出やすいのが特徴で半熱風の焙煎機の方が甘みは出にくいですが、キレの良いコーヒーになります。5kgの焙煎機で1kgの量を焙煎する場合、火加減や排気ダンパーの使い方が難しく、特に直火式焙煎機ではかなりテクニックが必要となります。シリンダーに少量の豆しか入っていない場合、排気が強いとスカスカの味の無いコーヒーになり、火力が強いと煎りムラになりやすく火力を絞り過ぎれば、キレの悪いエグミの味になります。商売で使う場合、いつも安定した味のコーヒーに仕上げるのが条件ですから1kgで焙煎したり、5kgで焙煎したりは、避けたほうが良いと思います。

有り難うございました。

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